やりたいことが固まらないから広がったキャリア。ロジセンスの仲間と出会って、人生がカラフルに。

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駒田 早紀Saki Komada

駒田 早紀Saki Komada

三重県鈴鹿市出身。三重大学大学院 教育学研究科を修了後、IT企業に就職。約5年働いた後に退職。しかしコロナ禍で思うように転職活動が進まないこと、やりたいことが定まらないことから、友人の勧めもあり「インタビュー」や「資料作成」のスキルを使ってフリーランスとしてスタートした。さらに地元の映像制作チームとの出会いからプロモーション制作に携わるようになる。ロジセンスとの出会いは、転職活動中に登録した転職相談窓口。フリーランスになってから、ロジセンスのプロジェクトにも関わるようになり、現在は動画もSNSもライティングもこなせるマルチな才能を発揮して活躍中。多忙な中、バンド活動にも熱中している。担当楽器はキーボードとホルン。

初めての出会いで感じた、ロジセンスの「芯」。

現在の主な仕事内容やミッションを教えてください。

駒田:いきなり変なことを言うようですが(笑)、肩書きに迷っているようなところがあります。ロジセンスと関わるようになって4年ほどになるのですが、最初に任せてもらったのは、ロジセンスが以前運営していたローカル情報ブログの運営でした。それ以降は、クライアントへのインタビューを要約したり、動画の企画や編集に携わったりしています。

これら以外の業務でも必要なら資料をまとめたり文章を書いたりということもしますので、明確な職種名や肩書きというものを設定しづらいんですよね。一応、動画とSNSを中心にクリエイティブ全般のサポートを担うというようなポジションではあります。ロジセンス設立10週年記念イベントで流したメッセージムービーにも、企画から編集まで携わりました。

駒田さんとロジセンスとの出会いについて教えてください。

駒田:4年くらい前に、新卒入社した会社を辞めて転職活動をし始めたのですが、その一環で登録していた転職相談窓口を通じてロジセンスと出会いました。ロジセンスから連絡をもらったのは、ちょうど転職活動を中断し、ひとまずフリーランスとして仕事を始めてみようかというタイミングでした。この頃は、まだ自分の中で「自分に何が出来るのか、どう始めればよいのか」といった迷いがあったので、ロジセンスに相談してみようと思いました。実際にロジセンスを訪問して、代表の中井さんと行った面談は「これからの生き方相談」みたいでしたね。相手への興味と熱意、そしてヒアリングの深さというロジセンスの「芯」のようなものがあったなと、今でも心に残っています。

相談をふまえてロジセンスの中井さんから提案してもらったのは、ロジセンスが運営しているローカル情報ブログのコンテンツ運営でした。深掘りする力という「芯」を持つ会社の人たちが発信する言葉に触れられる、こんな人たちと仕事ができる、そんな期待感と喜びで断る選択肢はありませんでした。

散らばった情報を整理してわかりやすくまとめると、多くの人から感謝された。

ロジセンスに出会うまでは、どのような仕事をしていましたか。

駒田:地方IT企業にてクラウドサービスのコンサルティング部門に所属していました。所属していたのはコンサルティング部門なのでクライアントの社員さんなどにインタビューをすることが多くヒアリングした要点をまとめたり議事録を作成したりといったスキルが身につきました。また、セミナー事業も行っていたので、プレゼン資料の作成を手掛けることも多かったですね。

そういった経験を通じて、どのような強みを身につけたと思いますか。

駒田:伝えたいことがある人の本当に伝えたいことを、整理してわかりやすくまとめることでしょうか。インタビューって、話しているうちに時系列が前後したり要点がブレたりすることも多いですよね。また会議の場でも、論点がずれたり回り道をしたり、そもそも意見やアイデアがあちこちに散らばってしまったり。そしてセミナー用の資料作成などでも、発信する側の伝えたいことをそのまま羅列しても、受け取る側が混乱することになることが少なくありません。

そのように、散らかった情報を取捨選択したり優先順位をつけ、視覚的にわかりやすい形にする。それが自分の得意なことなんだと気づきましたし、私のアウトプットによってその後工程がスムーズに進んだり相手から喜ばれたりすることが、いつの間にか自分の喜びにもなっていました。そしてこのような強みを自覚できるようになると、知り合いから声を開けてもらえる機会が増えていきました。

動画や映像に関わり始めたのはその後のことになるのでしょうか。

駒田:そうですね。はじめは、知人の紹介で地域の観光プロモーションに関わることになりました。映像制作グループが中心となって動いているプロジェクトでしたので、そこでお手伝いしている中で少しずつ、映像の企画の立て方や活用の仕方、動画コンテンツの作り方などを学んでいきました。

少しずつではありますが、今では自分で企画からコンテ、撮影、編集までを手掛けるものもあります。誰かの言いたいことを文章やドキュメントにまとめて伝える、ということに加えて、映像というツールで伝える手法を手に入れたというのは、自分にとってとても大きな進歩です。

スマートな外見と泥臭い内面が共存することが理想。

その他にも駒田さんのキャリアを広げることになったお仕事などはありますか。

駒田:飲食店のSNS運用サポートもその頃に手掛けるようになりました。これも、「いつ」「何を」「どう」伝えるかが大切なのですが、写真や動画などをどんな文章とともにアップするのかなど、私にとってもチャレンジングな案件でした。しかしこれがあったからこそ、ロジセンスとブログ運用という形での関わりがスタートしたのだと思います。

会社員からフリーランスとなって、駒田さんの思いはどう変化しましたか。

駒田:最初の会社で働いていた頃は、とにかく自分に自信がありませんでした。そんな自分が、人から褒められたこと、自分で得意だと思えることを、いろんなご縁もあって少しずつ広げながらやりがいや喜びを知ることができたのは、思い切って会社を辞めたからだと思います。フリーランスという立場だからこそ、多様な業種の多様な人たちと直接関わることで、面と向かって喜ばれたり感謝されたり、ときには厳しい指摘というフィードバックを受けることができました。また、周りにもたくさんフリーランスとして活躍する人たちがいることを知り、今の自分にはすでにアイデンティティのようなものがあるのかなと思えたのは嬉しかったですね。

そしてロジセンスと出会った今、自身には何がプラスになっていますか。

駒田:例えば、私はプロジェクトのスタートに関わることが多いのですが、ロジセンスではそれがクライアントへの徹底的なインタビューなのです。私自身がインタビューへ同席することはあまり機会がないのですが、その要約を任せていただくときに映像を観たり音声を聴いたりするたび、ロジセンスメンバーの「相手の懐に入っていく力の凄さ」に圧倒されています。

そうして相手をとことん理解することで、精度の高いブランディングにきっちりと繋げていく。そしてそのクライアントと、より深いお付き合いが続いていく。ロジセンスのメンバーは、みんな第一印象ではスマートでスタイリッシュに見えると思うんですけど、とても地道で泥臭いことを汗かきながら徹底できるという本質を持っているんですよね。みんなでスクラム組んで、大きくて重たい課題を少しずつ押して前に進める、というイメージです。そして、これが私の理想の働き方だと気づかせてもらいました。何だか、自分の人生がキラキラとカラフルになった感じがします(笑)。

「まとめる力」でより高水準なクリエイティブを。

今後自分がどうなっていきたいのか、思い描いている理想像はありますか。

駒田:私は元来【誰かが『ややこしい~!』と困っているものを、うまくまとめて形にして、届けたい人に届ける】ことが好きなのだと思います。現在、私は映像でもSNSでも資料作成でも、ものをつくって表現するような仕事をしています。いわゆるクリエイティブと呼ばれる領域に関わっているので、自分でつくる力を磨くのと同時にディレクション力を高めたいと思うようになりました。コンサルティングを最高の形にするために、さまざまな情報やアイデアや想いをまとめあげて、プロフェッショナルな仲間に力を発揮してもらいながら、アウトプットのゴールを具現化する。そんな存在になりたいと思っています。

最後に、そんな駒田さんはプライベートも充実していますか。

駒田:はい。私はバンド活動をしていて、それが自分にとっての幸せや刺激になっています。私の所属しているバンドはマルシェなど開放的な場所で演奏することが多いのですが、音が鳴っている周りで子供たちが楽しそうに駆け回り、大人たちも思い思いに楽しく過ごしていて…そんな景色に幸せを感じます。もっとうまく演奏できるようになって、より多くの人たちを楽しませたいなと日々思っています!

インタビュー:堀内 千春 (LOGISENSE Inc.)
記事執筆:竹中 圭一 (LOGISENSE Inc.)
撮影:井村 義次 (LOGISENSE Inc.)

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福本 晃也Akinari Fukumoto